
ご無沙汰しています。
春の足音が聞こえ初めていた頃。
こんな悲しいことが起こるだなんて思いもしませんでした。
悪夢のような光景に、驚きと悲しみ、恐怖、不安
など、どう表現してよいかわからない気持ちでいっぱいになりました。
私の住んでいる関西では、いつもと変わらぬ日々が過ぎていましたが、
被災された方々、そのご家族、震災により不便な生活をされている方々の気持ちを思うと、
いたたまれない気持ちでいっぱいでした。
変わらぬ毎日を過ごしていたといっても、私も、まわりの人たちも、ずっと暗い気持ちを抱えていました。
でも、被災地で懸命に頑張っていらっしゃる方々や自分にできることをと、働きかけていらっしゃる方々を拝見し、
元気な私たちが悶々としていちゃいけないんだなと気づいたのです。
私にできることなど、何の役にも立たないかもしれない、
誰の助けにもならないかもしれない、
それでも何もしないより絶対いい。
私にできること。
日々の生活を大切に暮らすこと。
まわりを元気にするくらい、パワフルに笑って暮らすこと。
経済を動かす一人であるオットを支え、未来の担い手となる娘をしっかり育てること。
できることから少しずつ。
気づけば春です。
どんなに不安な夜だって、必ず朝は来ます。
寒さに凍えた冬の後には春が来て、
大地には草花が、木々は芽吹き、花が咲きます。
そんなふうにして、きっと明るい未来は来るのだと信じたいです。
娘にもそんな思いを込めて名付けたことを思い出しました。
春が来るたび思い出す記憶には、震災の辛い出来事だけでなく、
そこから少しずつ前へと進んできたこと、
大地に芽生える草花のように、人間も強くたくましく、
そして凛々しく美しいのだと実感したこともあってほしいと願ってやみません。
もちろん、私自身もそうでありたいです。
次の春が来たときに、去年より少し幸せに感じられるように、
今自分にできることを頑張っていきたいと思います。
言いたいこと、自分の気持ちがうまく表現できませんが、
いま、そんな気持ちでいます。
最後に、このたびの大震災で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
※サーバー障害のため、過去の記事がすべて消えてました。少しずつ修復され、ようやくすべて直ったようです。
訪問してくださった方にはご迷惑をおかけしました。